令和6年度予算特別委員会(子ども家庭局R6.2.27)の内容を掲載します。

令和6年度予算特別委員会(子ども家庭局R6.2.27)の内容を掲載します。

3.こどもケアラー世帯への支援について
 こどもケアラーがいる世帯へのヘルパー派遣事業を令和4年8月から開始しているが、令和6年1月10日時点の利用実績は11件しかありません。相談件数としては令和5年12月末現在で384件あり、内こども・若者ケアラーの対象ケースも186件あったと聞いており、相談や対象件数に対して利用実績が極端に少ないのではないでしょうか?ヘルパーが家に入ることへの抵抗感等により利用が進まないとのことですが、国もヤングケアラー支援を法制化する動きが有る中で、本市としても一層の支援強化が必要と考えますが、ご見解を伺います。
(丸山こども家庭局副局長)
委員御指摘のように、ヘルパーが家に入ることに抵抗感のある家庭がおありで、なかなか前向きにヘルパーを利用できないというような御家庭がございます。そういった場合、まずは信頼関係をつくるところから丁寧に説明を時間をかけて行って、徐々に受け入れられるようになれば、ヘルパーを利用して恒久的なサービスにつながるようにし、ケアラーの負担軽減につなげているところでございます。今後、国におけるヤングケアラー支援の法制化の動きも見ながら、引き続き関係部局とも連携しまして、ケアラー世帯の負担軽減に取り組んでまいりたいと思います。