神戸市民の皆さまへのメッセージ
気象予報士としてお天気キャスター等、テレビ出演を主な職業としてきた私は、
「市会議員になったら?」と勧められることが多くありました。
初めて市議会を傍聴してみると居眠り議員が・・・。
「これでは神戸の魅力は発揮できない。居眠り議員を追い出そう!」と、立候補を決意しました。
最初の選挙のスローガンは「議員を先生と呼ばない!」
「先生」と呼ばれることで、偉くなったと勘違いし、市民目線を失いたくないからです。
1期目就任直後に、ごみ収集職員のごみ量水増しによる特殊勤務手当不正受給が発覚しました。
これが、私の正義感に火をつけ、「闘う市議」に変貌させたのです。
私が闘う対象は、「不正」「市民利益を阻む既得権益」「費用対効果という観点のない事業遂行」等、
市民を守るため多くありましたが、2回目の選挙で落選してしまいました。
しかし、そこで起業をしたことで、民間中小企業感覚が養えたと思っています。
無所属議員でいるのは、しがらみに囚われえないためと、
国政に左右されたり、政党選挙活動に時間を費やしたりしたくないからです。
市民の暮らしやすさ、神戸市のポテンシャルを最大限活かすことだけを考えて、務めていきます。
上原みなみのビジョン
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神戸市ってどんな街?
一言でいうと「オシャレ」な街だと思います。しかし観光政策が弱いので、インバウンドも含めた旅行者からは観光地として真っ先に選んで頂きにくい現状です。
例えば、ポートターミナルに寄港する豪華客船からは1隻で4000人が下船されますが、クルーズ客の7割がそのまま観光バスに乗って京都・大阪観光に行ってしまいます。ポートチャージは無料なのに悲しい限りで、寄港時間に合わせた神戸観光を提案すべきと考えます。
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政治家として一番取り組みたいことは?
最も耳にしたくないニュースが「虐待」です。実は私も、父親によるDV家庭で育ちました。だからこそ、子どもや女性を全力で守りたいと思っています。
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神戸市の課題は?
観光政策もそうですが、ポテンシャルが活かしきれていないと感じます。
子育て政策では明石市に劣りますし、住みやすさでは西宮市が優位と言われて、既に「神戸ブランド」だけでは人口減少が止められない状況です。
私は常に「費用対効果」を市の事業に問いますが、市民の皆さんが納められた税金を市民サービスに直結する使い方に改革していかなければならないと考えています。
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魅力ある神戸となるために・・・
市内に海と山がある。生産者と飲食店・消費者が近いところに在るというのは、稀有な潜在的魅力だと思います。
「食都神戸」という構想ですが、北区・西区の農作物を市街地の飲食店に流通するシステムが構築・維持できれば、世界一の美食の街「サン・セバスチャン」を目指せる!と考えます。