2.青少年科学館のネット予約導入について
神戸市立青少年科学館は年間約37万人が訪れる人気の施設であり、家族連れや子育て世帯も多く利用する施設となっています。特に令和4年7月にリニューアルしたドームシアターについては、年間約14万人の利用がありますが、定員が230名なので、休日など人気のあるプログラムでは、チケットを購入するために朝から並ばなければならない状況です。
こうした不便を改善し、子育て世帯を含む市民サービス向上を図るため、青少年科学館に早急にネット予約システムを導入すべき考えるがご見解を伺います。
(宮道文化スポーツ局長)
私も朝から並ぶ状況は見ており心が痛むものがありましたので、今年中に何とかプラネタリウムのネット予約ができるように朝から並ぶことがないような良い環境を作りたいというふうに思います。
(上原)夜間利用の促進について
私も先日、青少年科学館のドームシアターを訪れましたが、リニューアルされたドームシアターは雰囲気も良く、現地でのナレーションも素敵でした。しかしながら、週末の夜であったその日の座席は空席だらけ。利用状況をお聞きした所、夜間のプログラムについては、定員の230名の中、十数名でしたり、最終回はゼロの日もありました。
そこで、夜間の時間帯のプログラムを若者のデート利用を想定したものに絞り新たな層の誘客を図ったり、夜間のドームシアター利用客用に予約制で駐車場が利用できるようにしたりするなど、新たな取り組みで夜間利用の促進を図ってみてはどうかと考えますがご見解を伺います。
(宮道局長)
おっしゃっていただいた通りお恥ずかしい限りだと思っています。
何とかせなあかんなということなんでが、これまであまりいらっしゃらなかった層を狙ってやっていくことも必要なんじゃないかなというふうに思っており「ドライブ・デート・関西」とかで検索すると、じゃらんnetとかリバーとかですねそういうものが上にきまので、少なくともそんなところに取り上げられるような形を戦略的に考えなければならないというのが一点でございます。さらに駐車場ですが、夜間利用の促進やりたいなというふうに思うものの、現状は照明が非常に少ないということと、警備員が鍵開けて誘導しているような形で、いわゆる団体のバス利用を中心にしていますので、ちょっとその辺はいろいろ問題があるのかなと思ってございまして指定管理者と可能性を検討してみたいなと思います。
(上原)飲食店と連携した取り組みについて
夜間の利用促進には、飲食店等との連携も効果的と考えます。青少年科学館のチケットを提示することで食事料金の割引やドリンクサービスが受けられるなど、近隣の飲食店と連携した取り組みを合わせて進める事でポートアイランドエリアや三宮エリア全体の活性化にもつなげ、ナイトタイムエコノミーを促進すべきと考えますがご見解を伺います。
(宮道局長)
ポートアイランドだけでいうと飲食店が多くございませんのでイケアとは現状もそうした連携サービスがいただけるようなこととかを定期的にやっているのですが、もう少し幅広い観点で考えることも必要かと思いますので、このあたりのことは経済観光局も一緒に、せっかくのドームシアターでございますので、有効に活用できるように考えたいと思います。
(上原)
宿泊とセットにする取り組みも実施していると聞きましたが、青少年科学館のプラネタリウムは割引対象のカードを持っていると大人360円と、金額からしても普段使い向きの施設だと思います。ネット予約が出来る様になる事とバス来館の無い夜間だけでも青少年科学館に駐車スペースを設けることは、利用者から喜ばれる施策だと考えますので、実現したら神戸市公式LINEでも発信してもらって、しっかり広報もして頂きたいと思います。