令和6年度予算特別委員会(港湾局R6.3.1)での質疑を掲載します。

令和6年度予算特別委員会(港湾局R6.3.1)での質疑を掲載します。

1.ナイトタイムエコノミー推進のための週末花火活用
 ウォーターフロントエリアへの誘客については、ナイトタイムエコノミーの推進が必要不可欠な取り組みですが、神戸は大阪など他都市と比べ飲食店でのディナーをはじめ夜を楽しむことのできる魅力的なコンテンツが弱いように感じます。
昨年から週末にサプライズ花火が打ち上げられていますが、2月からは、週末花火として、「こうべみなとの夜実行委員会」の公式WEBサイトで、打ち上げ日が公表されています。
 そこで、単に週末に花火を打ち上げ観る人を喜ばせるだけでなく、花火の効果を神戸経済活性化に活かすため、経済観光局とも連携しながら、例えば、ホテルや飲食店において花火を見ながら楽しめる特別ディナーを売り出してもらい周知を図るなど、市内事業者を巻き込んだ取り組み、ウォーターフロントの更なる魅力向上を定着させるべきと考えますが、ご見解を伺います。
(長谷川局長)
ウォーターフロントエリアの誘客においてはナイトタイムエコノミーの推進が必要不可欠でございます。
メリケンパークの沖で実施しております週末花火につきましては、近隣都市にはない独自の夜型コンテンツだと認識をしており、花火の効果を最大限生かすためには経済観光局はもちろんのことウォーターフロントエリア周辺のホテルや遊覧船事業者、商業施設の事業者などとの連携が不可欠です。
事前に日程のわかる週末花火や平日5日間のみなと花火については、誘客の効果がある各プランや食事の提供などの特別なサービスの検討を今後してまいりたいという話がございます。これは魅力あるや夜型の観光コンテンツとして大いに期待されると聞いており、次年度の打ち上げ日程についても、できるだけ早い段階で公表をさせていただきたいと思います。また事業者による特別感がある取り組みをSNSを含めてきちっと発信することも検討してまいりたいと考えます。
(上原)
 現在の花火打ち上げ場所は、ウォーターフロントエリアに限らず、元町エリアなどでも店内から観ることが出来る飲食店もあります。その辺りを、経済観光局と連携して発掘し、花火ディナーが楽しめる店舗を「こうべみなとの夜実行委員会」サイトに載せる等、可能な限りの経済活性化に繋げて頂きたいと考えますが、いかがでしょうか?
(長谷川局長)
まずはメリケンパーク周辺やウォーターフロントエリアの方々に周知を行いたいと思い、その上で経済観光局含めて元町エリアを含め少し広範囲エリアにも今後とも様々なWebを用いて情報発信に努めてまいりたいと考えています。
(上原)
 JR舞浜駅のイクスピアリという施設で、サプライズ花火を観たことがあります。私は知らずに訪れましたが、情報を得ている若い人たちが花火が上がるのを待ち受けていて、その後、イクスピアリの飲食店に流れ込むというのを目にしました。
 花火を観ながらディナーを楽しむというのに加え、外で花火を観ている人たちにも観覧後にはウォーターフロントエリアを含めた周辺飲食店に入って貰える様な取り組みもすべきと考えますが、いかがでしょうか?
(長谷川局長)
花火を見た後にいうことになるとまずは時間の設定というものがまず課題にあります。
冬場は比較的早い時間例えば5時半でいう時間帯でお子様も含め花火を見た後食事ができるような時間帯ですが、夏場になると花火の時間帯が8時とか少し遅い時間帯ですので、周辺のホテルの事業者など方々と意見交換をしながらどういった取り組みが良いのか検討したいと思います。
(上原)
 せっかく費用をかけている週末花火を是非、市内経済活性化に繋げて頂きたいと願います。キッチンカーも良いのですが、そこでお腹を満たしてしまうことでの既存飲食店売上への影響も、バランスを観ながら検討すべきだと思います。