2.賑わい創出のためのSNS発信推進 ポートアイランドの西側に位置し、市街地の景色を海側から望…

2.賑わい創出のためのSNS発信推進
 ポートアイランドの西側に位置し、市街地の景色を海側から望むことができる市内有数のビューポイントである「ポーアイしおさい公園」には、カラーLEDによって動きのある場面転換を演出できる「BE KOBE」モニュメントが設置されており、対岸の港の風景が切り抜き部分を通して見え、その切り取られた風景と一緒に撮影ができるなど、魅力的なウォーターフロント空間となっています。私が度々提案しているフォトスポットも設置して頂いておりますが、その魅力が広く知られておらず非常に残念であります。
 特に、市外から来られた方が、しおさい公園を訪れると、「これぞ神戸」と思う程、オシャレな風景と感じるそうで、大きなポテンシャルがあるビューポイントだと思っています。
 また、先月よりメリケンパークにおいて、ウォーターフロントの夜の賑わい創出を目的に、バレンタイン特別企画として、フォトスポットとなるハートフレームチェアやアーチ型のイルミネーションが設置される、期間限定のライトアップイベントが実施されているが、このイベント自体があまり知られていないのではないかと感じます。たまたま訪れて素敵なフォトスポットが有ったというのではなく、そのフォトスポットを目指して旅行客にも来てもらうという場所にすべきだと思います。
 そこで、フォトスポットを整備して終わるのではなく、撮影しに来てもらうために、撮影をした方々にはInstagramなどへの発信をしてもらえるような取り組みを積極的にしなければなりません。例えば、指定のハッシュタグを付けてフォトスポットで撮影した写真をSNS投稿してい頂き、「いいね」が一番多い方や「抽選」という方法で、リニューアルオープンするポートタワーの入場券が当たるキャンペーンを実施するなど、特に若者が得意とするSNSを活用した情報拡散を促進して、集客につなげるべきと考えるが、ご見解を伺います。
(川中副局長)
委員発言の通りしおさい公園につきましては市街地の景色を海側から観ることができる市内有数のビュースポットであり、神戸港が有する魅力ある観光地として認識でございます。
民間事業者におきましても海から見える神戸の夜景に着目した取り組みとして、神戸港の5隻の遊覧船が連携しSNSを活用したフォトコンテストが開催され、応募者の中から抽選で賞金や賞品や乗船券を進呈するといった企画も実施されたところでございます。
2月よりのメリケンパークでしているバレンタイン特別企画のライトアップイベントでは、新たなカラーライトアップを開始した神戸ポートタワーとともに幻想的な雰囲気を体感できることから、工夫を凝らした様々な写真が投稿されているところでございます。
なかなかそれがPRできてないということでございますので、さらにSNS、神戸市広報や、神戸観光局港湾振興部の公式インスタグラムなどにて情報拡散を図っていきたいとかメリケンパークやバレンタインのお気に入り写真を投稿していただくよう引き続き呼びかけを行っているところでございます。
SNSを活用した取り組みにつきましては賑わい創出の観点からも重要であると考えてございましてBE KOBEモニュメントやリニューアルオープンするポートタワーに関連した写真投稿キャンペーンを実施するなど、ウォーターフロントエリア全体の情報拡散を図り、誘客に繋がるよう引き続き様々な活用方法について検討を進めてまいりたいと考えてございます。
(上原)
 フォトスポットでの撮影を促すには、手に持つと可愛く撮影できるフォトプロップスを設置する事も有効だと思います。持ち帰られるなど無くなるというリスクもあるのですが、置いてあるとつい撮影したくなる、発信したくなると思いますので、一度試してみて頂きたいと思いますが、いかがでしょうか?
(川中副局長)
そういう部分につきましても今後どういう活用ができるのかについて検討をしていきたいと考えてございます。
(上原)
 訪れた方々が自ら発信したくなる取り組みにより、ウォーターフロントエリアを中心とした神戸の魅力ある観光スポットが国内外に周知され、観光客が増える様に工夫して頂きたいと要望して質疑を終えます。