[食中毒事件の発生]2023年11月27日(月曜)、兵庫県神戸西警察署から神戸市保健所西部衛生…

[食中毒事件の発生]

2023 年 11 月 27 日(月曜)、兵庫県神戸西警察署から神戸市保健所西部衛生監視事務所に「市内医療 機関からふぐによる食中毒を疑う患者 1 名を診察した旨の通報があった。」との情報提供がありました。 調査の結果、11 月 25 日(土曜)に西区の飲食店「舞子や」を利用し、有毒部位である肝臓を含むト ラフグのコースを喫食した 1 グループ 5 名のうち 1 名が同日 20 時頃より嘔吐、手のしびれ等の症状を呈していることが判明しました。
患者がふぐの有毒部位を喫食していること、患者の発症状況がふぐ毒特有のものであること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、神戸市保健所長は当該施設で提供されたトラフグの 肝臓を原因とする食中毒と断定し、当該施設に営業停止(11 月 27 日(月曜)から 12 月 1 日(金曜)ま での 5 日間)を命じました。
なお、患者は、重篤な状況ではなく、回復しています。

1.原因施設
業 種 飲食店営業
屋 号 舞子や(まいこや) 営業者氏名 近藤 和也(こんどう かずや) 営業所所在地 神戸市西区宮下 3 丁目 9-6
2.原因食事
11 月 25 日(土曜)に上記施設で提供されたトラフグの肝臓を含む食事
3.病因物質
ふぐ毒(テトロドトキシン)
4.喫食日時
11 月 25 日(土曜)18 時
5.発症日時
11 月 25 日(土曜)20 時
6.主症状
嘔吐、手のしびれ、視野狭窄、歩行困難
7.患者の状況
1 名(女 1 名:42 才)
住所別:市内 計 1 名(西区 1 名)
8.主な喫食内容
トラフグのコース(ふぐ刺身(身、肝臓、皮)、ふぐ寿司、ふぐの唐揚げ、白子焼、
てっちり、雑炊等