令和7年予算特別委員会(港湾局・R7.3.3)の質疑&答弁を掲載します。

令和7年予算特別委員会(港湾局・R7.3.3)の質疑&答弁を掲載します。
動画は、後日UP予定です。

1.神戸港ウィークエンド花火における民間事業者との連携
(上原)
ウォーターフロントエリアでは、令和5年から週末花火が実施されており、令和6年2月からは事前に打ち上げ日が公表されるようになりました。令和6年度予算特別委員会において、ホテルや飲食店など市内事業者を巻き込んだ取り組みにより神戸経済の活性化に活かすよう質問したところ、港湾局からは、週末花火との連携プランなどを、周辺の民間事業者の方々に対して働きかけをしているところとの答弁がありました。今年度の週末花火における民間事業者との連携状況について、まずは伺います。
(港湾局)
花火の実施、実施主体でございます神戸港の夜実行委員会の公式ウェブサイトやインスタグラムにおいて、民間企業とともにウォーターフロントエリアを盛り上げるべく連携プランの実施と、共通ロゴの使用を呼びかけているところでございます。連携につきましては例えば一例でございますけれども周辺ホテルでは花火とコラボした宿泊や食事プラン、また遊覧船におきましては花火の鑑賞プランが販売されるなど特別感のある商品造成が行われています。
花火の写真や動画というのはインスタグラム・Xで多数の投稿がなされます。またYouTubeでも動画配信が行われます。今現在、共通ロゴというのを使っておりまして、この共通ロゴを用いた投稿が多数行われることで情報がより一層拡散され、メリットが大きい取り組みであると考えてございます。
引き続き民間事業者の意見を聞きながら様々な連携を図っていくことで賑わいの創出に繋げていきたいと考えてございます。
(上原)
遊覧船やホテルとの連携により花火を見ながらディナーを楽しむ新たなプラン創出が有ったのは前進ですが、1回5分間で平均220万円掛けて行う事業にしては、恩恵を受ける事業者が限定的過ぎる様に感じます。
 遊覧船やホテル以外でもウィークエンド花火を見ることが出来る飲食店もありますし、また屋外で花火鑑賞をしたのち、周辺飲食店で食事を楽しんでもらう様に誘導することも出来るはずです。飲食店事業者との連携により、神戸のナイトタイムエコノミー推進に寄与し、神戸経済活性化に繋げてもらいたいと考えますが、ご見解を伺います。
(港湾局)
花火の鑑賞後に、できるだけ周辺の飲食店などに立ち寄ってもらい周辺に滞在してもらうということは、賑わい作りであるとかナイトタイムエコノミーに寄与するものとして我々としても考えているところでございます。ご指摘の飲食店事業者との連携については、例えば昨年度の10月の平日5日間連続で開催した「みなと花火2024」というのがございますけれども、ここでハッシュタグキャンペーンというのを実施いたしました。
キャンペーンっていうのは、「#みなと花火」という言葉をつけて、花火の写真や動画をSNSに投稿すると、ご協力いただいている店舗でドリンク1杯無料とか、そういうような特典を進呈するものでございます。
こういったものを、ウィークエンド花火でも活用できないかということであるとか、先ほど局長の方からも答弁申し上げました共通ロゴをもう少し活用できないかということを、引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。
(上原)
神戸港ウィークエンド花火を鑑賞した方からは、非常に喜ばれている一方、神戸市民であっても週末花火の実施を全く知らない方も多く居られます。
市内外のより多くの人に週末花火を認知してもらい鑑賞していただけるよう、SNS等の活用はもちろん、例えば市のLINEで一度Instagramフォローを促すなど、様々な媒体を通じた効果的な広報が必要と考えるが、見解を伺います。
(港湾局)
今議員からご指摘がありました通り多くの神戸市民、または市外の方にも週末花火を知っていただくために、様々な媒体で広報していくことは重要であると我々としても考えてございます。
例えば先月ですけれども市営地下鉄のデジタルサイネージに広告を掲載した他、神戸電鉄の主要駅にもポスター掲出を行ったところでございます。
またSNSを活用した情報発信として地元のインスタグラマーを起用したタイアップを行うなど、徐々に広報の強化を行っているところでございます。
今ご提案のあった市のLINEでインスタグラムのフォローを促すということも一つ今後検討課題として考えていきたいと思います。
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