令和5年度決算特別委員会(R6.10.4経済観光局)での質疑&答弁を載せておきます。
1.オープンファクトリーのプロモーション強化について
全国各地で広がり見せている地域一体型のオープンファクトリーですが、本市でも、令和4年度から、長田エリアを中心に「開工神戸」が開催されており、2年目となる昨年度は2日間で6,500人の方が来場し、盛況であったと聞きます。
来場者に、普段は見ることができない「ものづくりの現場」を体験してもらい、神戸の特色あるものづくり企業の魅力を知っていただく良い機会であり、より多くの方にご参加いただきたいと思うところですが、この取り組みの発信には、工夫の余地があると考えます。
具体的には、開工神戸への来場を呼び掛けるプロモーション動画は、制作・公開されていますが、当日のダイジェストをまとめた動画は制作されていません。そのような動画があれば、時期に縛られず、当日参加できなかった方々にもアプローチすることができ、次は実際に現場を見たいという意欲も喚起できるのではないでしょうか。
オープンファクトリーに参画するクリエイターなどの協力も得ながら、このような動画の制作に取り組み、プロモーションを強化すべきと考えますが、見解を伺います。
(瀬合副局長)
実はこの取り組は持続可能な地元の方とかいろいろ協賛金なども集めながらやっているため、予算的にですね、ずっとたくさんのところを回って動画を作るというところにまで行くのにはなかなかちょっと課題もあるというふうにも思っています。ただ実は我々スタートアップ政策もやっており、スタートアップからご提案があったのが、いわゆる来られている方が動画を発信してくれれば、何か報酬を出すという新しい取り組みなどです。
(上原)
お金をかけずにできるような今一般の方でも編集なんか出来る人がいますので、私も報酬いらないんで作成してあげたいなという気持ちがあるぐらいですからいいアイディアだと思います。
オープンファクトリーの取り組みは、市民向けだけではなく、市外・国外への発信により神戸の魅力を知って頂くことで、人口流入や担い手確保という可能性も含んでいますので、是非、多言語化も含めた有効な動画発信を検討して頂きたいと要望しておきます。