9月24日代表質疑をした内容を記載しておきます。

9月24日代表質疑をした内容を記載しておきます。

3.市税滞納者に対するAIによる電話自動案内サービス導入について
 東京都羽村市では、令和5年度より国民健康保険税などに未納がある納税者に対し、AIによる電話自動案内サービスを実施しています。本サービスを導入することで、音声認識の技術を用いた「本人確認・納付予定日の聞き取り」や、電話が繋がらなかった対象者への「SMS送信」などを通して、対象者への確実な案内と、より詳細な情報の収集が可能となり、納付率はオートコールを採用していた年と比較して5ポイント向上したと聞いております。オートコールさえ導入していない本市では、さらなる納付率向上が見込めます。督促業務の効率化や徴収率向上のためにも、本市においてもこのようなサービスの早期導入を検討すべきと考えますが、ご見解を伺います。

(今西副市長)
 AIによる電話自動サービス、自動案内サービスにつきましては、ご指摘をいただきましたように羽村市など先進的に導入されている自治体の実績、あるいは費用対効果などを参考にして今後検討してまいりたいと考えているところでございます。
電話による納付案内は、令和元年から納税案内センターを設置いたしまして、現在のところ、滞納者に対して納付勧奨を行っているところでございますけれども、今年度からはご提案のありましたSMS送信を活用して、現年のみの固定資産税および市県民税の納付者に対して未納がある旨をお知らせすることを実施する予定でございまして、催告業務の効率化および徴収率の向上を図ってまいりたいと考えてございます。

(上原)
うっかり滞納してしまう市民の中には、日本語が話せない外国人等も入っていますので、SMS送信にあたっては、多言語化も検討して頂きたいと思いますがご見解を伺います。

(今西副市長)
 実施を予定しておりますSMS送信につきましては、文字数に制限がございまして、全角で70文字以下ということになってございます。そういった制限もありますので、確実に読んでいただけますように、市税に未納があることだけを知らせるシンプルなメッセージとさせていただいているというところでございます。
ご提案の多言語化につきましては、メッセージを複数の言語で表示することは、文字数制限から困難であるというふうに思ってございます。
また言語を使い分けで表示することにつきましては、納税者がどこの言語を識別できるかがちょっとわからないということと、税務情報に国籍までは保有していないことから、送信時にその方に合わせたメッセージを送ることは困難ではないかというふうに考えているところでございます。
現在はスマートウェブなどの翻訳アプリ、あるいは翻訳サービスが充実をしてきているということもありますので、そういったサービスをできればご利用いただけたら、というふうにも考えているところでございます。
なお、外国人の方への催告といたしましては、未納となっていることをわかりやすくお伝えするために、やさしい日本語を使用した催告書を特別に作成させていただきまして、実質的な納税を促させていただいているところでございます。今後も外国人へのわかりやすい案内には努力してまいりたいと考えてございます。