30年前から、困難に直面する女性や子ども達を支え続けて来られたウィメンズネット・こうべ代表理事…

30年前から、困難に直面する女性や子ども達を支え続けて来られたウィメンズネット・こうべ代表理事の正井禮子さん。
長年の想いが形となった「六甲ウィメンズハウス」のオープンに先立ち内覧させて頂きました。

六甲ウィメンズハウスは、以下の様な方々が、「ここにしか住めない」ではなく「ここに住みたい」と思える素敵な共同住宅です。
1.自立希望の小学生までの子どもがいるシングルマザー
2.就労・自立を目指す若年女性(18〜20歳くらい)
3.学習意欲がある経済的困難を抱えた女学生・留学生
4.資格取得や就労意欲があり、自立を目指す単身女性

単身からファミリー向けまで8タイプのお部屋が40室あり、家具はIKEAさんからの提供、お料理が楽しくなる様な立派なキッチンがあります。

既に問い合わせ多数で、面談をして、入居者が決まります。
入居出来るのは最長3年間。その間に、次の住まいにステップアップ出来る様に資格取得や就労支援がされます。

こうして記事を書いていると、改めて、正井さんはじめウィメンズネットこうべさんの信念に鳥肌が立ち、感涙を覚える程…一言で言い切れない想いで胸がいっぱいになります。

私の家も父のDVにより、心身ともにズタズタの母、青あざを作って登校する高校時代の私。テスト勉強をしたくても、何時間も正座させられたり、ベランダに出されたりする折檻。帰宅したら母が殺されるているのではないかという不安。

それらを全て反面教師にして生きてきました。

正井さんと出会ったのは私が市会議員1期目の時。
「男は多少強引な方が良い」なんて思っている男性が多い中、デートDVなんて、殆どの女性が被害に遭っていること。そして傷つくのは女性。だから、中学時代にデートDV教育が必要…と、色んな事を教えて頂き、議会や委員会で提言してきました。

正井さんは政治家を目指した事もあるそうですが、議員には出来ない事を成し遂げられました。

本当におめでとうございます。
これからも応援させて頂きます。