「置き勉」に代わる新たなキャッチフレーズ決定下校時の持ち物について、持ち運ぶ教材の多さが児童に…

「置き勉」に代わる新たなキャッチフレーズ決定

下校時の持ち物について、持ち運ぶ教材の多さが児童にとって負担となっているとの意見があり、これまでも全て持ち帰るのではなく学校に置いて帰るものと持ち帰るものを区別するなど、児童の負担軽減に考慮した取組を行ってきました。
さらに、この取組を進めるため、「学校に置いて帰ることができる学用品(置き勉)」から、「家庭学習のために持ち帰る学用品」へ発想の転換を図り、これまでの「置き勉」に代わる新しいキャッチフレーズを児童(市立小学校4・5・6年生の児童)から募集しました。
今回1,309件の応募があり、届いたアイデアの中から、新しいキャッチフレーズを決定いたしました。
今後は、このキャッチフレーズをきっかけとして機運を高めていくとともに、教育委員会として、持ち帰りの具体的な標準例を示すなど、積極的な取組を促し、更なる負担軽減を図ってまいります。

◆新しいキャッチフレーズ
「軽スタ/かるスタ」
〈選考理由〉
応募があったフレーズの中で使用頻度が高かった「軽い」と「勉(勉強)」を組み合わせ、「勉」を「スタ(スタディ)」としました。
持ち物を負担軽減しつつ家庭での学習に取り組む趣旨から、「軽く」することと、家での「スタディ(勉強)」を合わせたキャッチフレーズ。

◆今後の取組
教育委員会としては、これまでも取組にあたっての考え方を示してきましたが、それに加え、学習用パソコンを持ち帰る日はパソコンを活用した家庭学習を行い、家庭学習で使用しない教科書やノート等は置いて帰る、使用頻度の低い学習用具(絵具セット等)は学校で保管しておく等、取組の具体的な標準例を示します。
それをもとに、児童が時間割と照らし合わせて、自らの家庭学習の課題に必要な学用品を持ち帰るなど、より主体的な取組を促していきます。