令和8年2月27日予算特別委員会(こども家庭局)1.夏休み中の学童保育における昼食提供について…

令和8年2月27日予算特別委員会(こども家庭局)

1. 夏休み中の学童保育における昼食提供について
○(上原みなみ)
  本市では、保護者負担軽減のため、お弁当を提供する体制の整備を進めており、来年度は172施設を目指すとお聞きしました。施設数を大幅に増やしている局の努力は非常に評価いたします。
  一方で、利用率については、学童保育登録児童数に対して10%にも満たないとのことです。その一因は、料金が1食500円という高額であることだと考えております。小学校給食は、令和8年4月から無償化されることに比較しまして、長期休みに入った途端にこの費用が発生するというのは保護者にとって大きな負担に感じられます。
  例えば30回お弁当を頼んだ場合に1万5,000円の負担となります。全員喫食する学校給食と同様の扱いまでは求めませんが、1年生の学童保育登録率が50%ということを鑑みましても、例えば半額助成であれば適切な補助水準ではないかと考えます。
  仮に半額補助とした場合、令和7年度の実績食数から計測しますと400万円程度の事業費で実現可能であり、御家庭の負担軽減効果を考えれば決して高くない水準と思いますが、御見解を伺います。

○中山こども家庭局長 
夏休みの期間中の昼食提供につきましては、複数区への配送とか、あるいはオンラインで注文できる事業者の開拓が進みまして、大幅に実施施設が拡大しております。
  注文率につきましては、先ほど御紹介ありました約1割でございますけれども、利用者からは来年も利用したいというようなお声を頂戴しております。
  利用回数についてなんですけれども、これは利用者アンケートで分かっていることですが、週1~2回の利用というのが約6割でございまして、弁当持参と昼食提供を併用できる環境が助かるといった意見や、未利用者からは、「お弁当を用意したい」という声も一定数あるほか、「好き嫌いが多いので弁当持参」「いざというときに利用したい」との声も聞いておりまして、御家庭により様々な考えや利用方法・状況があると考えております。
  ここ数年で昼食提供に取り組む都市も増えておりまして、中には配送費等の支援を行っている都市もございますけれども、利用率は本市と大きな違いがないといった状況でございます。
  学童保育の昼食提供につきましては、対象者、利用者が限られており、公平性の観点から公費での助成は難しいと考えておりますが、引き続き実施施設の拡大、サービス内容の充実に向けまして事業者への働きかけを行っていきたいと考えております。

○(上原みなみ) 
今まで半額助成という観点がなかったからそういうアンケートをされてないと思いますけども、私が実際に聞いたところ、やはり半額で注文できるんだったら利用しますという方、多くおられました。
  予算の制限があること、また公平性という観点も理解しますけれども、利用率が伸び悩んでいる要因については、局として価格なのか、それともシステムの使い勝手なのか、どう分析されているのでしょうか。
  仮に、一律の半額助成が直ちに難しいというのであれば、例えば初回申込みに限り無料や半額にする、あるいは通常授業期間中の給食のない日にお試し利用日を設けるなど、工夫を考えてはいかがでしょうか。
  現金ではなくシステムでの注文であることも初回購入のハードルが高くなっていると思われます。金銭的な支援により、まずは心理的・物理的ハードルを下げるアプローチを取るべきと考えますが、御見解を伺います。

○若杉こども家庭局副局長 
現時点で、初めて昼食提供を利用される方が安心して利用していただけるように、利用しやすい環境づくりに努めているところでございます。
  昨年実施しましたアンケートにおきまして、利用された方からは、システムや注文の手続について使いやすかったというお声も多くいただいております。そのため、今、この事業の周知PRをする上におきまして、安心して使えるようにということで、こどもっとKOBEや神戸市公式noteなどを活用し、そういった情報を発信しているところでございます。
  初回申込みについての利用料を減額するという御提案もいただきました。この点につきましては、先ほど局長が御答弁申し上げました趣旨と同様になりますけれども、なかなか難しいと考えております。
  まずは、案内の工夫、またPR、利用しやすい環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。

〇(上原みなみ) 
今、アンケートで、システムは使いやすかったということだったら、やはり利用率が低いというのは価格に問題があると思いますので、ぜひ今後も検討していただきたいと思います。
  共働き家庭が増える中で、今後も学童保育のニーズは高い水準を保つと思います。子供たちもとても楽しく通っている様子、私も拝見しておりますし、再度子育てNo.1のまちを目指して、学童保育を利用する家庭の負担軽減もぜひ検討していただきたいとお願いしておきます。

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