神戸市会で令和2年度決算について意見表明しました

神戸市会議員の上原みなみです。
神戸市会で令和2年度決算について意見表明しました。
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意 見 表 明
無所属 上原 みなみ

令和2年度神戸市各会計決算及び関連議案合計23件を下記の理由及び要望15件を付して、認定並びに承認いたします。

(理由)
令和2年度決算は、実質収支3億円の黒字とされていますが、10年ぶりに実施された特例債の発行や、財政調整基金の取崩しが無ければ、収支不足額-101億円の赤字です。財政調整基金も33億円の取崩しを行い、残高83億円となりました。超高齢化社会の進展、経済規模の縮小により、今後、市税収入を大きく増やすことは困難である中、神戸市の財政を持続可能なものにするためには、徹底した更なる行財政改革を断行するとともに、市民の方にも市税を減収させる行為に対してご理解頂くことで、市の財源流出を防ぐ取り組みにも注力して頂くことを期待しているため。

(要望事項)
1. 新型コロナウイルスの影響で減収となった市内企業等に対して引き続き有効な支援をすること。困窮する事業者への貸し渋りを改善するように、保証協会等に強く働きかけること。
2. 新型コロナウイルスワクチンの安全性やリスクを市民に周知した上で、スムーズな接種を推進し、感染症の早期収束に尽力すること。
3. 新型コロナウイルスに感染した市民の入院調整を迅速にし、入院・入所待ち縮減に努めること。保健所ひっ迫を起因とする重症化や失う命の無いような仕組みを構築すること。
4. 児童・生徒の新型コロナ感染防止対策として、PCR検査待ちにより学級等の閉鎖が長期化しないように努めること。尚、オンライン授業に関しては、受講する児童・生徒の理解度に配慮し、可能な限り双方向の授業中継を増やし、個々の悩み・不安に寄り添い、取り残しのない様に相談体制も充実させること。また、これら対応を学校任せにせず、教育委員会として指針を設けること。
5. いじめやDV・虐待を見逃さず、失う命が無いように更なる尽力をすること。
6. 温かい中学校給食の提供を進めるとともに、シェフのレシピ・監修を取り入れ、早期に味の向上を実現すること。
7. 民間委託に伴い、新たな業務を付け足すのではなく、定数を見直し、必要に応じ早期退職者募集等で早期に適正な人員削減をすること。
8. 労務職員の年収を、民間同業種並みに削減すること。また、業務が集中する時間が有る業種には、局を限定せず、短時間勤務職員の導入を推進すること。また、無駄な出務を見直すこと。
9. 市バス事業の収支改善は、さらなる人件費削減に努め、利用者の不便に繋がる減便に依らない効率化に努めること。有識者会議の報告書に基づき、「データに基づく持続可能な路線バス網の構築に関する考え方」を早急に策定し、乗客数に応じた小型移動手段への転換や、需要に応じた最終便延長など、既得権に囚われない客観的基準による転換を講じること。
10. 委託や指定管理、入札等事業の市内発注をさらに徹底すること。また、なれあい発注を撲滅し、新規事業者が応募しやすい公募制度・広報に努めること。
11. ホームページや広報紙に掲載するだけではなく、市民一人一人に伝わる情報発信に努めること。
12. 猟友会のみに頼らない有害鳥獣対策・捕獲班編成に変換し、農家の早期被害軽減に努めること。
13. 旧北区役所跡地における図書館・文化施設再整備を早期に進めること。また、その駐車場は、一定時間、無料で利用できる配慮をすること。尚、図書館に関しては、北神図書館と同等レベルの施設にすること。
14. ふるさと納税制度による市税の流出を縮小するため、市民がシビックプライドを感じられる工夫を取り入れること。
15. 行政手続きのデジタル化、市民のデジタル活用促進に努めること。
以上